2018年4月28日土曜日

ありゃりゃ、リレーがご懐妊ですか?!

入した電子部品を観察していると、色々と発見があったりと気付くことも多いのだが、実際に外観が他の同一部品と異なっていたりすると 「あら、これって不良品なのか?」 と確認が必要になったりすることもあり、このあたりは人によっては楽しみの一つ (単に煩わしいだけかも :笑) かも知れない。

さて、電源回路なんかに使われている電解コンデンサを確認していると、酷使状態が続いて発熱が多いヤツの中には内部の電解液が膨張してケースの内圧が上昇し、アタマが膨れたり、堪えきれなくなって安全弁が開いてしまったりというのを見かけることがある。 そういうのを (まぁ不適切な表現ではあるが) 「ご懐妊」 とかいう言い方を使ったりするのを聞いたことがある方も多いのでは、と思う。

ということでお立ち会い。 電解コンのトラブルは私も過去に色々経験したんだけど、今回の発見は少し前に秋月さんで追加購入した小信号用のラッチリレー君ですな。 まぁ害のない程度に軽~くご紹介しておきますかね(笑)。


い、こちらがそのアタマが膨れたラッチリレー君(笑)

前回確か 2月中旬に 「50個ほど買い足しとくか と追加した中のひとつ。 右下のヤツがぷっくりご懐妊状態なのが見て取れる。
斜め上から見ると光の当たり方で樹脂表面の反射具合が変わるため、膨れているのがよく判りますなぁ


際にどれくらい膨れているのか、というのを確認しようと横方向から見てみたのだが・・・ 意外と膨れている様子が見えにくいというのが実際のところだろうか。 写真に撮ると、目で見るよりもさらに判りにくいようで・・・ (汗;


ースの上から定規を当ててみたところ
どうやら膨れ具合としては、0.5mmにも満たない状況。 察するにリレー内部には接点が腐食するのを防止する意味で不活性ガスが充填されているんだろうけど、モールドするときにたまたま過充填気味の個体があったのかも、という程度 (指で押してみると引っ込むし :笑) ですな。

データシートを確認しても、ケースの外形面では最大寸法が記されている程度。 これも以前にブレッドボード上に作ったテスト回路に装着して動作確認してみるも、当然のように問題なく動いてしまいましたということで・・・ 今回は 「気にするな というのが結論のようで。 はい。

ということで、多分私としては記念品として使わずに確保しておくかも・・・ というところかも知れないが、一旦忘れることにしましょ~かね。

ではでは、今日のところはひとまずこの辺で・・・

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